demo tape project
2021年2月からひっそり始まった、月1曲リリースプロジェクト。これまでに書きためたスケッチを見直してみたり、新しく書いたものを使ったり。レコーディングとその後のポストプロダクションも全部一人でやってみることにした。やっているうちに、デモテープ作りをしている感じになってきた。1年分12曲作ったらカセットテープでリリースするのもアリかも、と思い始めている。作品はbandcampでリリース中。
Golden Splashers
w/ 湯浅崇(power bass) 今枝洋輔(keys)
vibratorsは湯浅崇とのimprovisationバンドだったけれど、ある時、シンセサイザープレーヤーのchopinこと今枝洋輔にゲストで参加してもらった。それが別のアイデアを僕にもたらした。長年書きためてきた曲をimprovisationと合わせて長編を作れると思ったわけだ。
で、それをやってみようと思ってライブをブックしたところ世の中がマスクに覆われてしまった。で、リハーサルもできる感じではなくなったので、そのライブ自体はimprovisationのみでの演奏だった。それ以降、宙ぶらりんになっていたのだが、そろそろやれるチャンスが巡ってきたらしい。
初めてGolden Splashersとしてライブしたその時の様子はbandcampで聴ける。
audace
w/伊藤志宏 ; accordion
avec-audace.org/top.html
ピアニストの伊藤志宏と10年以上前から続けているデュオユニット。audace(オダス)。もともとはクラリネットのミシェル・ポルタルとアコーディオンのリシャール・ガリアーノのアルバムに二人が入れ込んだことから始まった。最初はジャズ、ミュゼット、タンゴを演奏しようとしていたけれど、やがて自分たちのオリジナルを作ろうというところに落ち着く。
今までに3枚のアルバムをリリース。全てbandcampで視聴購入可。
Over a decade running unit. We started this unit influenced by French musicians Michel Portal and Richard Galliano. Their music intensely struck us. We had played Musette,Tango and Jazz. Then gradually shifted to composing our original music. We’ve released 3 albums.
1st album 胡蝶の夢・十の夜 2nd album pass-port 3rd album laperirostum
dialog between…
w/ guests
即興演奏というのはとってもマイナーな音楽だと思うけれど、そこには素晴らしい音楽が溢れている。楽器さえ持てばその場で打ち合わせなくいきなり始めたって音楽にしていける。そんな技量を持ち合わせた音楽家と相対して演奏する企画。毎回異なる即興演奏のエキスパートをゲストに呼んで、渋谷の唯一無二のバーSubterraneansであなたの感覚を押し広げる演奏をやってます。
水谷浩章、大塚レオナ、南博、瀬尾高志、湯浅崇
As an improvisor, I want to play with various musicians.
duo with Tim Berne
BrainDrain
w/水谷浩章 ; bass
即興演奏という点でも作曲されたものを演奏するという点でも、この人と演奏することはいつもチャレンジだしタフなもの。そのおかげで音楽はより研ぎ澄まされて、自分の想像を超える場所に到達する。
Solo Works
単音楽器でどこまでやれる?そんな発想から始まった自己鍛錬の意味も含めての演奏。絶対的に”何か”が足りない状態で演奏し続ける間に見つかる”何か”を毎回探してます…
compositions,improvisations…
all I need is your support. I can’t do this without you.
Hopping countries
楽器担いで世界のどこか。そんな発想で飛び出して見ました。演奏した場所はトロント・ニューヨーク・リスボン。次はどこの街だろうか。下の映像は、トロントでベースのアレックスとセッションしている様子。
Teaser for Furniture Music V @Red Eye Espresso, Toronto
with Alex Fournier – Bass
Saramoja
w/ ファルコン ; guitar
ギターとのデュオというのはこれまでにもやったことがあったけれど、ファルコンとやるのは別にギターデュオがやりたいからというわけではなかった。即興演奏から作曲ものまで自分の想像を簡単に超える次元で物語を紡ぎ出すその演奏にいつも助けられているというわけです。
compositions and improvisations
vibrators
w/ 湯浅崇(power bass)
音楽的に一番長い付き合いのあるのがこの男。遡れば大学ジャズ研以来で、その頃から何かしら音楽的に共鳴する何かがあったのは確か。improvisationを特別な音楽だと思わず純粋に楽しむことができる共演者は少なくて、彼はそうした稀有な存在の筆頭格であるのだ。dialog betweenで二人して久しぶりに共演して、お互いに音楽的な発展の可能性を大いに感じたのでvibratorsというprojectを立ち上げた。僕がエフェクターを使うのはこのduoがメイン。