あ、もうNYに来て一週間以上すぎちゃった。というわけで、最初のギグはとっくに終了。Cornelia Street Cafeは実は僕が、初めてNYに来た時に訪れたvenue(ライブ会場をこう呼ぶコトが多い)。とても素敵なレストランの地下がライブスペースだ。その時はインドルーツのプレーヤが強烈な変拍子の音楽を繰り広げていて、NY怖え〜、と思った記憶がある。

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こんな外観のお店の地下でJazzimprovisationavant-gardeな音楽が

久しぶりに訪れるCorneliaは土曜の夕方ということもあって、食事やお酒を楽しむ人々で賑わっている。階段を降りるとこれが出迎えてくれた。

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メンバーはだいぶ揃っていて、一通り挨拶をして準備をし演奏までしばし待つ。一人を除いて初めて会うミュージシャンとリハーサルも僅かの打ち合わせもなしに音楽ができる、それがimprovisationだ。様々に重なるそれぞれの音が集まり、離れ、散策し、呼応して、ひとときのもう2度とない最高の時間の体験となる。そして、このメンバーだからこそなし得る響きがあって、それが新鮮で、自分のクリエイティビティといったらいいのかな、何とも言えない感覚を呼び覚ます。アートだ。

多分40分ぐらいのと20分ぐらいの演奏をやったんだと思う。とってもいい時間になった。

ZERO POINT
Daniel Carter, reeds, trumpet, piano
Marius Duboule, electric guitar
Michael Bates, bass
Deric Dickens, drums
guest
Manabu Kitada, clarinet, bass clarinet
James Carney, Piano

ZERO POINTというバンドは、スイスのギタリストMariousがリーダーのimprovisationバンドで、一枚のアルバムを出している。ヨーロッパツアーもしたりとなかなかの活躍ぶり。他のメンバーもそれぞれ、ジャズもimprovisationも、おそらくなんでもこなす良いプレーヤーだ。sax,tpのDanielは御年70超えているそうだが、William Parkerや、Hamid Drakeといったfree Jazzとみんなが呼ぶフィールドのミュージシャンと長年共に音楽を続けてきた、いわばレジェンド。実はCarter,Parker,Drakeのトリオのアルバムを15年以上前に買って、たまに聴いていた。まさか今回一緒に演れるとは。

Danielは面白い人で、ずっとアメリカと中国の経済について意見を求めてくる。そして、日本はどうなんだ?とも。もちろん音楽の話もしたし、それはとても同意あるいは共感できるいい対話だった。好奇心を持ち続けるってことは素晴らしいなと思う。飽くなき探究心。

ライブが終わって、今度プライベートでセッションしようぜ、となって、解散。BassのMichaelは次の仕事に。Jamesも次へ。Danielは大量にある楽器を片付けるのにやたらと時間がかかるっているのか一向にアンダーグラウンドから上がってこない。上で待っていてもDanielは永遠に上がってこないぜ、となり、一旦下に降り、挨拶をする。

Marious、彼のガールフレンドそしてドラムのDerickと晩飯を食べに行き、彼らの上海での面白おかしい話を聞かせてもらい、満足して帰宅した頃には深夜を過ぎていた。音楽そのものもいいが、こうしたミュージシャン同士での砕けた時間は最高だ。

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