あと一週間で出発だというのに、何も準備をしていない。まあ、準備と言っても、一週間分の着替えと、髭剃りやら、物干しロープやら、常備薬やらを70リットルサイズのバックパックに突っ込んでおしまいではあるのだが。一時間かからず終わる。

とはいえ、compositionを詰めなければならないものもあるし、あるいは楽器ごとにtranscribeした譜面もまだ一枚もプリントアウトできていない。お世話になるホストにも到着予定時刻を連絡しなきゃならないし、他にも予定をすり合わせる必要のある連絡事項も。まあ、これも作業予定日に一気にやってしまえば、すぐ終わる。

今回のNY滞在が今までと違うのは、僕はもうワークショップの参加者ではなく、一人の暇な音楽屋としてだということ。本当はもう少しギグをブックするべきだったのかもしれないが。まあ、そもそも最初の頃はNYに頼れる友人は一人で、あとは全く何もわからないところから始めたのだから、そう考えれば、ギグ2本というのは悪くない。しかも、一つはTim Berneとなのだから。彼が何者なのかを説明するのは今は省略する。インターネットでググってみなさい。

いずれにせよ、コネもカネもないく右も左も分からないところから初めて、ここまで来たのは少しは誇ってもいいのかなとも思う。まあ、誰でもできることだとわかってもいるが。実際、メールで「ライブやんない?」って訊いただけだから。

ただ、その簡単なメールを打てるようになるのには時間は必要だった。improvisationに注力し、上手なクラリネット吹きになれないことを認め、人と違う、人に認められるかどうかもわからないことを、やり続けると決め、何度も本人に会いに海を越え。

去年の夏に彼の家でプライベートでレッスンと称し、improvisationをやった後に言われた言葉を思い出す。

“Manabu! Let’s do touring!”

こんなことは、そうあるもんじゃない。自分のやってきたことが立派な果実として実った瞬間だ。まずはそれを収穫しに行くのだ。そして、次の種を蒔くのだ。

何しろ、今時分のNYはTシャツ短パンではダメらしいので、まずは長袖を用意するとしよう。

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